学習の6プロセス
受験勉強はインプットとアウトプットのバランスが重要だ。
学校・塾・予備校、どこかで教わったことがあるでしょう。
受験生諸君も多大にこれらを意識しながら勉強していることと思います。
もちろんそれに異論を唱えるつもりはさらさらありませんが、残念ながら学習するプロセスにおいて、この2項目だけしか意識しないと、なかなか成果があげられないのが実情です。
6プロセスとは
①動機付け ⇨ ②方向付け ⇨ ③インプット ⇨ ④アウトプット ⇨ ⑤評価 ⇨ ⑥統制
になります。
それぞれの意味合いを簡単に説明してみると…
①動機付け
これがなければ始まりませんね。とあるテーマがあるとして、それを学習するための動機です。「興味・関心・好奇心」といった内的動機から、「合格するため」「褒められたい」といった外的動機まで様々でしょう。
やる気がなければ学習は始まりません。
②方向付け
新たなことを学習するということは、大げさに言えば未知への挑戦です。そこでの問題解決のための事前準備のようなものがこの方向付けです。
問題の全体像をつかんだり、解決には何が必要か仮説を立ててみたり。
「問題集をやる」といったもの以上の計画が実際には必要ですが、学習するにあたって、この部分を意識できていない受験生が多いと思います。
③インプット
これは問題解決のための必要知識の習得です。
講義を聞いたり、参考書を読んだりがこの段階になりますね。
知識が増えることで、解決に必要な仮説も豊かになることでしょう。
④アウトプット
インプットした知識を実際に使って、問題解決を試みることです。
問題集を使って演習するのもこの段階でしょう。
⑤評価
アウトプットしてはい終わり。とはなりません。
その結果がどうだったのかの判定が必要です。
ここまでで獲得した知識とその解決法の妥当性・有効性をしっかり見極めますが、そこで批判的な目線で評価するという姿勢がポイントになってきます。
丸つけして答えがあってたらOK?…問題外です!
⑥統制
上記一連のプロセスを振り返ります。
必要に応じて修正・改善しながら、次の新たな課題、学習プロセスへと向かうことになります。
こうやって並べると、かなり煩わしくも感じますね。
でも、学習するとはそういうことです。
勉強が得意な人は②⑤⑥の項目が無意識のうちに行えているのですが、現状どこかが不十分だと感じるならば、意識的に行っていく必要があります。
医進予備校FaciLitAにおける学習プロセス
能動的に学習することが基本姿勢となるファシリタにおいては、この6プロセスを自然と身に着けられるカリキュラムを組んでいます。
科目ゼミにおいては③インプットと④アウトプットをより効率よく行えるようにしていますが、その背景にはその他の項目を意識することが含まれています。
科目ごとの方法は多少異なりますので、また機会があれば紹介してみようと思いますが、ファシリタとしてはそれぞれのプロセスに対して、以下のようなコンテンツを用意しております。
①チームファシリタ
②セルフプランニング
③まとめノート
④テスト&テスト&テスト
⑤レビュー
⑥週末レビュー
特に軸となるのが②セルフプランニングと⑤レビューになります。
詳しく書きたいところですが、きっと長くなります!あまり長くなると読んでもらえないので、続きはサイトやパンフレット等で。笑
ただそれらでも全てをお伝えすることは難しいので、詳細は是非お気軽にお問い合わせください。
入塾の検討は大歓迎ですが、学習相談・予備校選びのセカンドオピニオンなどのご連絡でも大丈夫です!
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