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面接

皆さん、こんにちは!

最近はまた感染者が増えてきて不安な毎日が続きますね。。
感染対策を各自しっかりと行い、当日に向けてがんばりましょう!!

今週末はいよいよ共通テストが実施されます。
その2日後の愛知医科大学から順次一般試験も始まっていきます。

さて、1次試験に無事合格すると次に2次試験が待っています!
ここで落としてしまうのは本当にもったいないです。
大学によって傾向や毎年聞かれる質問など特徴がありますのでその大学に合った対策をきちんとしていきましょう。

面接には大きく4つのパターンがあり大学によって異なります。
個人面接、集団面接、集団討論、MMIです。

特に集団討論やMMIなどはきちんと対策を練っていかないと初見の受験生には厳しいものがあると思います。
順番にどのような面接なのか説明していきたいと思います!

○個人面接

個人面接は、1人の受験生に対して1人もしくは複数人の面接官によって行われる面接です。
ほとんどの大学でまず聞かれるのは「医学部を目指した理由」です。
面接では特に問われる質問ですのでしっかりと考えをまとめて面接官に自分の意思をはっきりと伝えられるよう練習しておきましょう。
他には、理想の医師像、医学部で何を学びたいのか、医療に関する話題、中高校時代の経験、長所短所、併願校についてなどがよく聞かれる質問になっております。

よく聞かれる質問に関しては、しっかり落ち着いて答えられるよう
事前に準備しておきましょう。

○集団面接

集団面接は5名から10名の受験生に対して実施される面接です。
集団面接の場合も面接官は1人もしくは複数人です。
受験生は共通の質問に対して順番に解答していきます。
質問内容は個人面接のときと大きく違いはありませんが、
他の受験生の受け答えを聞きながらの面接になりますので比較してしまいプレッシャーを感じやすくなりがちです。
また、自分が言うつもりの内容と一緒だ。。と焦ってしまったり。
内容が被ってしまうことは仕方がありませんので、焦らず落ち着いて自分の言葉で考えを伝えることが大事です。


周りを気にしすぎず自分の意見をしっかり述べれるようにしておきましょう。

実施大学

大阪医科薬科(前期)、
福岡大学(集団面接or集団討論)※面接官によって進行が異なる。


○集団討論

集団討論は何人かの受験生に対して複数の面接官がつき、与えられたテーマについて受験生同士で討論を行います。
討論の過程において重視されることは協調性があるかどうか他人の意見もきちんと聞けているかどうかなど、集団の中での役割を見られます。
ただ自分の意見を言うだけでなく、他人の意見にも耳を傾けお互いに意見を出し合い、問題点を見つけ疑問を解消したり解決策をお互いに見つけたりすることが重要になってきます。
また発言しやすい雰囲気作りや周りへの配慮ができるか対人能力なども重要です。

その日初めて会った人と討論をするのはとても難しく感じますし、面接とは違った緊張もあると思います。
練習をして雰囲気を掴んでおくと本番も落ち着いてできると思います。

実施大学

自治医科大学(個人面接+集団討論)、
東邦大学(MMI+集団討論)、日本医科(集団討論+個人面接)、
金沢医科大学、
福岡大学(集団面接or集団討論)※面接官によって進行が異なる。

実際の出題例
○コロナ渦で経済をどう立て直すか(自治医科大学)
○医療費の増大について(自治医科大学)
○患者さんが予約時間をかなりオーバーして待たされて怒っている。どう対応するか。(東邦大学)
○SNSと対面の会話の相違点を3つ挙げ、重要と思う順に並べよ。SNSが社会に今後及ぼす影響について述べよ。(東邦大学)
※東邦大学は、グループで話し合い、結論を1人が代表で発表する。
○自分にキャッチコピーをつけよ。それについて自己アピールしなさい。(日本医科大学/前期)
○高齢者虐待を減らすにはどうすればいいか。医学的な面と市民的な面の2つの視点をふまえて答えよ。(日本医科大学/後期)
○日本人の和の心について(金沢医科大学)
○延命治療について(金沢医科大学)
○総合医と専門医どちらになりたいか(福岡大学)
○高齢者の自動車免許返納について(福岡大学)

○MMI

MMI(マルチプル・ミニ・インタビュー)は個人面接の一種です。

最初に与えられた文章を読み、その状況に対して自分はどのように考え、対処するのかなどを答える形式です。

MMIの対策はどのようなお題を出されるか分からず難しいですが、事前に過去に出題されたMMIの質問を調べて事前位何度か練習し自分の意見を伝える練習をしておきましょう。

実施大学

東邦大学(MMI+集団討論)がいち早く取り入れ、他の実施大学としては東京慈恵会医科大学(個人面接1回+MMI5回)、藤田医科大学(個人面接1回+MMI2回)などで実施されています。

※帝京大学:基本的に一般的な個人面接ですが、MMIのような課題シートに対して自分の意見を答える質問が必ず1題は出題される。
※東京医科大学:一般化された質問が多いが、MMIのような課題シートを渡されて答える質問もある。

実際の出題例
○宇宙エレベーターについて知っていることと開発についての意見(東邦大学)
○8人で試験勉強をしていて1人だけ落ちた。試験前に旅行の計画を立てており、落ちた人も行きたいと言うがどうするか。(藤田医科大学)
○東京慈恵会はテーマ別に分かれている
①グラフ読み取り②絵画読み取り③選択肢並べ替え④状況設定⑤フリートークー
ローテーション形式でどの部屋から始まるかは分からない。

特に藤田医科大学は2次試験の配点が100点あり面接にとても力を入れています。また小論文はなく面接のみです。

まとめ

面接は何回も練習して、ある程度慣れておくことが大事だと思います。
自分の受験する大学の形式、よく聞かれる質問をきちんと調べ、できる限り対策をしていきましょう!!

また面接前にアンケートを記入する大学もあります。
面接でその内容について聞かれるので自分お書いた内容は覚えておき、実際に面接で伝える内容と相違が出ないように気をつけましょう。

順次去年合格した生徒さんの2021年度入試の面接レポートをご紹介できればと思います。
少しでも参考になれば幸いです。

また、今年も昨年に引き続きマスク着用での、面接になります。
表情がわかりにくい分、声のトーンや大きさも意識することが大事ですね🙆‍♀️

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