正しい学習方法って何?①
①受験生がやりがちな間違った学習方法
受験生がやりがちな間違った学習方法、それは端的に言えば「丸暗記」です。
丸暗記の定義は語り手によって様々ですが、私は
「文脈を変えられると学習した知識が使えなくなる理解の仕方や覚え方」
と定義しています。
言い換えると、応用力に乏しい状態ですね。
さらに別の視点から見るとなんとなく知識を覚えているので、忘れやすい状態とも言えます。
「応用力が無い」「覚えても覚えても忘れてしまう」というのは、ほとんどの受験生が抱えている悩みだと思います。
そして、その解決策は結局「丸暗記を脱することしかない」ということを、これまでの指導経験から強く感じています。
「いや、丸暗記は駄目とかそんなん分かっとるわ!」とおっしゃられると思うのですが、
ここで気をつけて頂きたいのが、どの生徒も「丸暗記しよう!」と思って丸暗記しているわけではないということです。
本人達は真面目に授業で聞いて、その知識を問題集で固めて、試験に臨んでるつもりですが、
「出来る生徒が当たり前にやっている重要なこと」を全くやれていないがために丸暗記になってしまっています。
それは一体何なのか、それはこのシリーズの後半で登場します。
まとめ:応用力がつかず定着度も低いのは、丸暗記型の学習をしているせいかも知れない
正しい学習方法って何?
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